会社の寮のメリット・デメリットは？６年住んでいる私が解説します！

と疑問に思っている人に見てもらいたい記事を書きました。

かびちゃびんは会社の寮に住んで６年以上。また、転職や転勤の関係で独身寮に２か所、借り上げ寮に１か所住んだ経験があります。

そんな私が実際に住んでいて感じていることを丁寧に解説しています。

この記事では、「会社の寮ってどんな種類があるのか」を紹介しながら、「会社の寮に実際に住んでいる私が感じているメリット・デメリット」も合わせて紹介します。

この記事を読めば、これから会社の寮に入ろうかどうか悩んでいる人が実際に入寮すべきか、入寮すべきでないかの判断材料になること間違いなしです！

会社の寮とは

会社の寮とは企業が用意する福利厚生の１つで、入社した従業員が安く住める居住施設のことをいいます。

会社の寮といってもいくつか種類があり、「独身寮」、「借り上げ社宅」、「社有社宅」などがありそれぞれに特徴があります。

「独身寮」は独身の社員がある一定の年齢になるまで住むことができる寮のことをいい、一般的に会社の寮といえばこれを指します。

私が住んでいるのもこの独身寮になります。

会社所有の寮になるため築年数が古いものが多く、設備が古くて汚くなりがちです。泣

「借り上げ社宅」は独身寮と同じく独身の社員が住むことができる寮のことを指すんですが、住宅が一般の不動産屋が管理しているので設備がキレイであることが多いです。

「社有社宅」は家庭を持った社員が住むことができる寮のことをいいます。社有社宅は近くに同じ会社の社員の家族も住んでいることが多いので、家族ぐるみの付き合いになりやすいです。

この記事では、独身寮に住んで５年以上の私が、そのメリットとデメリットを紹介します。

会社の寮に住むメリット

会社の寮（独身寮）に住むメリットについて、実際に５年以上住んでいる私が紹介します。

その前に私が住んだことのある寮は、東京都新宿区にある寮と神奈川県平塚市にある寮に住んだことがあります。

それぞれ都会のど真ん中にある寮と、まわりは田んぼだらけで車がないと生活できないような寮だったので、その点も比較しながら書いていきます。

家賃が安い

会社の寮に入る１番のメリットは、なんといっても家賃の安さですね。

正直、家賃が安くなければ寮になんて入ろうとは思わないです。笑

実際に私が住んでいた寮の家賃と周辺相場とを比較してみました。

周辺相場の値段は、HOMESサイトから引用しています。

いざ比較してみるとかなり大きな差ですよね。

新宿区の寮にいたっては月８万円くらい得をしている計算です！笑

水道光熱費が安い

会社の寮にもよりますが水道光熱費が安かったり、家賃に含まれていることがあります。

私の場合は、東京都新宿区の寮は家賃に水道光熱費が含まれていました。神奈川県平塚市の寮では水道光熱費として一律8,000円を給料から引かれています。

どれだけ使っても料金は変わらないので、水道代やガス代を気にせずに毎日お風呂に入ることができますし、エアコンも使いたい放題です。笑

でも、環境に悪いので節度を持って使いましょう！

駐車場の賃料も安い

会社の寮にある駐車場の賃料も安いです。

東京都新宿区の寮には駐車場は無かったのですが、神奈川県平塚市の寮は一律900円で駐車場を借りられました。

ちなみに、入社２年目以降はなぜか駐車場代はタダになってました。笑

食堂がついている

会社の寮には寮母さんもしくは外部から雇った調理師さんが料理を作ってくれる食堂があります。

東京都新宿区の寮は規模が小さかったのでメニューは選べませんでしたが、神奈川県平塚市の寮は規模が大きかったので、２つのメニューの中から選ぶことができました。

また、寮の食堂で出されるメニューは約400円ほどと安く食べれるので、食費の面でも助かっています。

ただ、味に関しては文句を言わないようにしましょう。泣

同僚と仲良くなれる

会社の寮にいれば、隣の部屋に同僚がいます。

仕事に行くときは同じ時間に出ますし、帰りだって時間が合えば同じルートで帰ります。

同期がいれば仕事の悩みも相談しやすいですし、部屋に集まって飲むこともあります。

休日は一緒にご飯にも行きやすいですし旅行なんかも一緒に行ったりします。

これをわずらわしいと思う人もいると思いますが、私は寮に住んでいなければここまで深い関係は築けなかったと思いますし、寮に住んでて良かったなと思うことの一つです。

特に女性には待遇が良い

女性の寮は会社も気を遣ってか、キレイな印象が強いです。

共同キッチンや風呂場のリニューアルを定期的にしたり、初めからキレイな借り上げの寮が準備されていたりします。

もし入社した会社に寮があるなら、１度は見ておいた方が良いと思います。

会社の寮に住むデメリット

会社の寮（独身寮）に住むデメリットについても紹介します。

先ほど述べたメリットがある分、もちろん不便な面もあります。

私は学生時代の４年間、一般の賃貸に住んでいたこともあるので、その時の住居と比較しながらデメリットを書いてみますね。

築年数が古く設備が汚い

会社の寮は会社が創立された時からあるものが多いので、歴史的なものが多いです。笑

私が住んでいる寮も、築年数５０年以上なので設備は古臭いです。

たとえば、トイレが和式しかなかったりシャワーのお湯がいきなり水になったりします。

部屋の壁が薄く隣の音が聞こえる

築年数が古いのと関係しますが、隣の部屋との壁は薄いです。

隣の部屋のTVの音やドライヤーの音が聞こえてきます。

他にも電話の声やおならも聞こえます。笑

夜10時以降はお互いに気をつけないとトラブルになってしまいます。

風呂場・洗面所などのプライベートがない

会社の寮は個人の部屋以外は共有となっていることが多いです。

風呂場や洗面所、トイレや玄関も共有なのでプライベートな空間は自分の部屋くらいです。

ゆっくりお風呂に入ろうと思っても、誰かが入ってきますので落ち着いて入りづらいです。

必ずちょっかいをかけられます！笑

友達や家族・恋人を呼べない

これは一番気になるところではないでしょうか。

これは残念ながら呼ぶことはできません。寮内でのトラブル防止の観点から、規定で禁止となっていることが多いです。

ただ、家族であれば事前に人事に申請しておけば呼ぶことができます。

ですので、友達と飲みたいときは外で、恋人とデートするときも外でなければいけません。

私はこの規定に何度も葛藤しました。笑

まぁ、安く住まわしてくれている分、文句は言えませんけどね。

まとめ

以上が、会社の寮に６年以上住んでいるかびちゃびんの感じるメリット・デメリットです。

新しく社会人となる人や、転職でこれから寮に入ろうか悩んでいる人は、このメリットやデメリットをふまえて入寮するかどうか考えてみてください。

最後に、寮に入るか入らないかに関わらず、一度どんな寮なのか見せてもらいましょう。

会社に入った後で共通の話題が増えるので、見ておいて損はないですよ。

かびちゃびん