トレードを行う時間帯や曜日などによって相場の空気感や癖は大きく変わってきます。
FXの目的は癖の読めない手強い敵と危険な勝負を行うことではなく、得意なフィールドで癖の読みやすい敵を相手に、ずる賢く勝ち続けることです。
FXとは、どこかの通貨を売るのと同時に、どこかの通貨を買う取引をしています。
例えば、円を売って米ドルを買うような取引を行います。
このような売りと買いの通貨を合わせて通貨ペアといいます。
※どんな通貨があるの?
※通貨ごとに特徴ってあるの?
※初心者におすすめの通貨ペアって?
米ドル~世界の基軸通貨~
いわずと知れた世界の基軸通貨です。 世界中で取引されているさまざまなモノやサービスは、その多くが米ドルを通じて決済されているほど。 それだけ米国への信頼感が高いことの証明でもあります。
ユーロ~第2の基軸通貨~
「欧州通貨統合」という歴史的な一大実験によって誕生した新しい通貨です。 ドイツやフランス、イタリア、スペインといったEU(欧州連合)に属する一部の国々の通貨を統一して、99年に誕生しました。
英ポンド~個人投資家の人気が高い~
FXで取引できる通貨の中でも、もっとも高い人気を持つ通貨のひとつが英ポンドです。 その理由は、相対的に金利水準が高いことと、ボラティリティが大きいことがあげられます。
豪ドル~高金利通貨の代表~
英ポンドと同じように、高金利通貨として個人投資家から高い人気を得ている通貨のひとつが豪ドルです。
したがって、オーストラリアの金利動向が、レートに大きな影響を及ぼすケースもあります。
NZドル~農作物の相場がレートに影響~
高金利通貨と資源国通貨の両側面を併せ持つ通貨という意味では、NZドルも豪ドルと同じ仲間に含まれています。
そのため、比較的、豪ドルと似通った値動きをするという特徴があります。
カナダドル~米国とのつながりが深い~
オーストラリアやニュージーランドと同じように、カナダも資源国です。
したがって、カナダドルの値動きは、資源国通貨として、原油価格や金価格などに左右される傾向が見られます。
スイスフラン~代表的な避難通貨~
有事のドル買いという傾向が減退する一方、避難通貨としての地位が向上しているのがスイスフランです。
とくに、2001年9月11日の同時多発テロ以降は、その傾向が顕著になっています。